杉並区の児童館が廃止されることをご存じですか?

杉並区区立施設再編整備計画において杉並区の児童館が今後廃止されることになっていることはご存じでしょうか?児童館の再編は丁寧かつ段階的に進めていくという説明がなされていますが、現時点で児童館の再編が杉並区民にとって丁寧に進められているのかすでに大いに疑問がある状況になっています。杉並区長が区民に隠してきた事実が発覚したばかりなのに、地元住民への説明もせずに強引に計画を進めようとしているのであれば本当に残念でなりません。(2016年2月12日公開、最終更新日時:2016年2月28日18時25分)

荻窪駅近くにある区の複合施設であるあんさんぶる荻窪の2階に荻窪北児童館があります

2016年2月24日、財産交換議案杉並区議会・総務財政委員会で審議され賛成多数で可決。荻窪北児童館が入っている「あんさんぶる荻窪」の土地・建物と荻窪税務署を交換する計画が進んでしまうことに。

  • 杉並区議会・総務財政委員会で財産交換(荻窪5丁目区立複合施設「あんさんぶる荻窪」と荻窪税務署一帯の国有地との財産交換)議案が審議され、自民党、公明党、未来(民主党)、いのち・平和クラブの賛成で可決されてしまいました。(2016/02/24)

荻窪北児童館のある「あんさんぶる荻窪」が廃止されて税務署になる計画をご存じですか?

現在開かれている杉並区議会で大事なことが決められようとしています。

2013年11月に突如杉並区と国が「あんさんぶる荻窪」土地建物と荻窪税務署一体の国有地を財産交換することを発表しました。この財産交換に伴い、「あんさんぶる荻窪」に入っている荻窪北児童館は廃止される計画になっています。事前に住民や区議会への説明はなく、いま現在も地元住民に対する説明会を開催していません。

さまざまなイベントが行われている荻窪北児童館は子どもたちにとっての大事な遊び場です さまざまなイベントが行われている荻窪北児童館は
子どもたちにとっての大事な遊び場です

あんさんぶる荻窪は、約30億円かけて2004年に完成した、荻窪駅近くにある区の複合施設であり、貴重な交流拠点です。一方、荻窪税務署は、荻窪駅から約800メートル離れた場所にあります。

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財産交換に伴って区立複合施設を新設する計画をご存じですか?

あんさんぶる荻窪内の児童館以外は、財産交換して取得する国有地に新設する複合施設棟に移転する予定になっています。杉並区は複合施設棟の新設に新たに30億円以上かける予定でいます。

特別養護老人ホームを整備するためであれば、財産交換ではなく、政府の「新三本の矢」政策によって国有地を安く借りることにすれば、税金を無駄に遣う必要はありません。

太宰治がかつて暮らしていた碧雲荘は文学的遺構として残して欲しい建物です 太宰治がかつて暮らしていた碧雲荘は
文学的遺構として残して欲しい建物です

さらに、上記区立複合施設新設に伴って、太宰治がかつて暮らしていた碧雲荘が今春取り壊されてしまう予定にもなっています。(2016/02/17追記:碧雲荘は取り壊しの危機を免れ、大分県由布市湯布院町に移築されることになったという報道がありました。)

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他により老朽化が深刻な学校がある中で先に桃二小を建て替えることをご存じですか?

財産交換がきっかけとなって、他により老朽化が深刻な小学校・中学校がある中で、あんさんぶる荻窪付近にある桃二小(桃井第二小学校)を先に建て替えて、そこに学童クラブを移転させる計画が進んでいます。

学童クラブ移転先となる桃井第二小学校は財産交換がきっかけとなって全面改築に 学童クラブ移転先となる桃井第二小学校は
財産交換がきっかけとなって全面改築に

桃二小の一部校舎は改築後50年が経過していますが、残りの校舎はまだ改築してから35、6年しか経過していません。トイレの改装も最近行ったばかりで、急いで全面改築することに合点がいかない点がたくさんあります。桃二小の改築に費用がかさむ点も区民にとって見過ごせませんし、なにより桃二小に通う小学生は4年間運動場を使えない期間が今後発生し、子どもたちに多大な負担を強いることになります。

以下のような報道もあり、本当に丁寧に児童館再編は進められているか大いに疑問です。多くの方にもっとこの問題に関心を寄せていただきたいと思っています。

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「あんさんぶる荻窪」財産交換問題の概要と経緯

  • 2013年11月に突如杉並区と国が「あんさんぶる荻窪」土地・建物と荻窪税務署一体の国有地を財産交換することを発表しました。この財産交換に伴い、「あんさんぶる荻窪」に入っている荻窪北児童館は廃止されることになってしまったのです。
  • この財産交換は、特別養護老人ホーム(特養)を整備するための用地確保が目的という説明が行われていましたが、最近になって実はその出発点は特養ではなかったことや杉並区長が過去に国に対してメチャクチャな空手形を切っていたことが判明しました。この数年、「子どもの児童館」か「お年寄りの特養」かと悩んだ日々は一体なんだったのでしょう。
  • 現計画では肝心の特養も完成は早くて2020年。区長の体面のために、あんさんぶる荻窪を将棋の駒のように交換してその中にある児童館を廃止するなど、とんでもないことです。特養は世田谷区のように国有地を借りて低予算かつ短期間で準備できるようにして、子どもたちのために荻窪北児童館を是非残してください!

要望いたします

これまで一度も開催されていない「地元での説明会」を要望します。
税務署一体化提案から財産交換にいたるプロセス、
それによる区民の「メリット」についての説明を要望いたします。

  1. その内容を区民に周知し、意見を集約し、計画を再検討してくださるよう要望いたします。
  2. 非常に大きな問題ですので、説明会の無いままの議会での議決は待っていただくよう要望いたします。
  3. 荻窪税務署はこのようなトラブルの先行きを待たず、国の当初の予定通りの現地、天沼三丁目で建て替えて下さるよう要望いたします。
  4. 世田谷区は「特養建設」に「国有地50年安価レンタル(新3本の矢)」を利用しますが、杉並区も同様に政府の方針を活用するよう要望いたします。

抗議いたします

区長が6年前、国に要望していた文書を知り
お年寄りの為の「あんさんぶる荻窪と税務署の交換」ではなかったこと
そして、その事実を区民に隠してきたことに抗議いたします

居場所捜しにさまよう税務署

  • 平成22年12月3日、区長が財務省理財局宛に要望書(22杉並第47820)を提出し、「荻窪税務署の建替えにストップ」を国側の一方的好条件で申し出ていたことを、私たちは最近マスコミ等で知りました。
  • 「あんさんぶる荻窪と荻窪税務署を交換」の新聞報道(平成25年11月14日付)された時、区は「大型特養を緊急に建設するため」としていました。
  • しかし、このたびの22杉並第47820要望書で、区長が国税、都税、区税の一体化を国側には負担金ゼロの好条件の提案をしていたこと、「大型特養」の計画などいっさい出ていなかった事実がわかりました。
  • 荻窪北口エリアに開発ビルを計画した(別紙・図)安易な区超の計画は案の定、頓挫、その代替地、スペア、人身御供として「あんさんぶる」が突如差し出されたのを、窺い知ることが出来ました。
  • (平成28年)1月23日(午後)6時半、私たちが企画した集会で、あんさんぶる荻窪に集まった118名の杉並区民はその事実を知り、驚愕しました。
  • ここ3年、「子どもの児童館」か「お年寄りの特養か」と私たちは悩みました。4510筆の署名を区長に提出もしましたが、いまだ何の回答もありません。そこで、地域説明会が一切ないことに強く抗議いたします。

以上


児童館をなくさないで!!子どもが泣く、老人が泣く

なぜ?

  • 一度も絶対に、こんりんざい、地元で開かない住民説明会のなぞ
  • 荻北児童館は桃二小に「まるごと入れる」と言ったのに児童館はつくらない
  • 税務署跡地に建てる「緊急大型特養」は7年かかり広さ半分

  • 財産交換メリットは髪の毛1本もないのに127億円使われる杉並区民
  • 国はなぜ、杉並区民にこのような無体な仕打ちができるのか
  • 杉並区はどうして国の横暴な「あんさんぶる買い叩き」にあまんじるの


区議会代表・一般質問でくすやま美紀議員、佐々木浩議員、松尾ゆり議員および堀部やすし議員が「あんさんぶる荻窪」問題を鋭く追及した本会議録画映像を杉並区議会ホームページで視聴できます

  • 日本共産党杉並区議団・くすやま美紀議員による財産交換に関する代表質問は速報版2月12日全体(その1)の1:54:00頃から、財産交換についての田中良区長答弁は速報版2月12日全体(その2)の0:15:10頃から0:21:55頃まで、くすやま美紀議員による再質問および区長再答弁は同0:25:40頃から0:36:43頃まで
  • 自民・無所属・維新クラブ・佐々木浩議員による財産交換に関する代表質問は速報版2月12日全体(その2)の1:13:10頃から1:20:20頃まで、財産交換についての田中良区長答弁は速報版2月12日全体(その2)の1:44:10頃から1:49:20頃まで、佐々木浩議員による財産交換についての再質問および区長再答弁は同1:55:55頃から
  • 杉並わくわく会議・松尾ゆり議員によるあんさんぶる荻窪の財産交換と施設再編整備計画に関する一般質問、答弁および再質問は速報版2月16日全体(その3)の0:51:00頃から
  • 無所属・堀部やすし議員による一般質問、答弁および再質問は速報版2月17日全体(その1)の0:45:25頃から


荻窪 子どもの居場所を守る会について

「荻窪 子どもの居場所を守る会」は、地元2町会と3商店会、小学生サッカークラブ、少年野球部など「子どもの居場所を守りたい」という思いを一致させた地元の区民や保護者から構成される住民団体です。代表の結城は、28年間小学生サッカークラブのコーチを行ってきており、以前に荻窪北母親クラブの代表をつとめたこともあります。本Webサイトの管理は、3人の子どもがいる、東京都杉並区在住の松尾篤が行っています。

荻窪 子どもの居場所を守る会

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